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一時間目 <チャイナライフ> 青春・夢・起業者
<チャイナライフ>
中国では、6月は卒業の季節です。ここ数年間、毎年のこの季節になると、「史上最厳しい就職氷河期」っていう言葉をよく耳にします。中国教育省の発表によりますと、今年、中国で大学卒業生は795万に達し、去年より30万人増えるということです。新卒生の増加と、過剰生産能力の解消による一時帰休者の拡大、今年の就職情勢はより複雑で深刻になるようです。無事に就職した人もいれば、大学院の受験に参加し、院生になりたがっている人もいます。また、海外留学を選んで、外国に行く学生も少なくないようです。ほとんどの人は寝ている時に夢を見ていますが、一部の人は昼夜を問わず、夢を追いかけています。彼らは自ら起業の道を選びました。<チャイナライフ>、今回のテーマは青春と夢です。大学卒業生の初起業者や起業の道で何回転んでも立ち直って挑戦し続ける人たちの物語にクローズアップします。
中国の若い起業者たちは希望と失望の境界線を走りながら、夢を追いかけています。彼らにとって、目の前の生活は苦しみの中に楽しさを見出し、しばらくの間、成功の兆が見えませんが、夢の力を信じて、自らの努力で世界を変えようとしています。周りに反対され質疑されても、夢を諦めずに全力疾走しています。たとえ失敗しても、起業という青春の物語に悔いはありません。彼らは、自分がかつて未来に生きてきたと誇らしく思っていますから。
『2016中国イノベーションと起業報告書』によりますと、2015年、中国では1日当たり新しく登録した企業の数は1万5千社余り、起業の主力は大学生、科学研究者、リッチ層からなるということです。また、『世界起業観察プロジェクト』の42のメンバーのうち、中国はアメリカ、日本、オーストラリアなどの先進国を追い越して世界6位に上りました。向こう10年間、中国はイノベーションと起業の「黄金の10年」を迎えると言われますが、「大衆の起業・万民のイノベーション」はただのスローガンではなく、一つの経済現象でもあり、思想の開放や価値観の見直し、ライフスタイルの変革にもつながるとみられています。
二時間目 <チャイナシアター> 三生三世十里桃花(11) 師匠
今年の春、中国では、複数の時代劇が高い視聴率を得て、話題を呼んでいます。韓流ドラマの勢いに抵抗しながら、中国のドラマは如何に反撃しているのか、<ハイウェイ北京>、月曜日の2時間目には、<チャイナシアター>として、中国の人気ドラマについてご紹介します。今回からは、神族一の美女、狐族の女帝・白浅と天族の皇太子・夜華の三世に及ぶラブロマンス、今年最も期待される中国大作時代ファンタジードラマ『三生三世十里桃花』のラジオドラマの第11話、師匠をお届けします。
また、この物語はフィクションです。物語の詳しい内容について興味のある方は、どうぞ、ドラマの正式DVD版、もしくは唐七公子による原作の小説をご購入なさって、お楽しみください。
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