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1時間目 中国の「告白の日」「観光の日」とは、「中日青年友好歴史の旅」に参加して②
担当:王小燕、白昊
月曜日の夕方、雨上がりの北京の空に綺麗な虹がかかりました。しかも、その大きな虹は二重です。内側が主虹で、外側がその反射による副虹というのだそうです。雨がやんだ直後で半そで1枚では、ひんやりと感じる夕方、北京のいたるところにスマートフォンやカメラを空に向けシャッターを押し続ける人がいました。
こんな北京からお届けする今週の番組、先ず「旬な話題」で、5月の中国特有の「記念日」を紹介します。5月20日、21日が「告白の日」、5月19日が観光の日です。5月20日と21日を中国語で発音すると、「我愛你(愛している)」に似ていることから、「告白の日」になっています。最近では、この日を選んで多くのカップルが入籍したり挙式したりします。
また、5月19日は中国語で言うと「我要走」の発音と似ていることから、2001年から「観光の日」になっています。この日にちなんで、これまでの30年間、中国人の観光事情の変化を取り上げます。
「スペシャル・バスケット」は、シリーズインタビューの2回目です。引き続き、中日友好協会と日本国際協力センター(JICE)共催の「中日青年友好歴史の旅」プロジェクトに参加した両国の若者の感想をお届けします。
2回目の今週は、北京での日程を終えた後に、Bチームの皆さん(横浜国立大・斉藤幸寿さん、宮内美和さん、北京第二外国語学院・梁玉静さん、黄澤西さん)に感想を聞きました。宿泊は学生寮、食事は学食、授業も一緒に受けてみる、自由時間はテーマを決めての街角散策…活動期間中、中日両国の学生たちは濃密な時間を過ごします。どのように感じたのか、詳しくは番組をお聞きください。
B組の皆さん。左は浅草寺、右は盧溝橋での記念写真。
2時間目 触れ合って心に残る交流を~北京日本文化センター前所長・吉川竹二さんに聞く
聞き手:王小燕
今回のゲストはこれまで3年余、数多くの中日文化交流の現場の第一線にいた方です。日本の独立行政法人・国際交流基金北京日本文化センターの所長をこの4月末まで務めた、吉川竹二さん。
吉川さんは大学で中国語を専攻したものの、初めて北京を訪れたのは、今回の長期滞在が始まった2013年のことでした。この3年間、数多くの交流イベントを現場で生で体験し、忘れられないエピソードも思いでもいっぱいです。
北京から本帰国する1週間前に、これまでの3年間を振り返っていただき、今後の両国間の交流に寄せる期待を伺いました。
【プロフィール】
吉川竹二(よしかわ・たけじ)さん
1978年3月、東京外国語大学中国語学科卒業後、同年4月に国際交流基金に入社。その後、企画室、バンコク事務所、日本研究部、日本語国際センター、東南アジア総局準備室での仕事を経て、2008年4月に東南アジア総局長、バンコク日本文化センター所長、2009年4月、日本ベトナム文化交流センター所長、2011年9月 日中交流センター事務局長、2013年3月から2016年4月まで、国際交流基金北京日本文化センター所長。
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