6月10日 曇りときどき晴れ 15.7〜27.9℃
何か美しい野草に会えないかと思って、野川公園、植物多様性センター、調布市野草園、神代植物公園・水生植物園を巡りました。
野川公園では、コバノカモメヅル、オカトラノオ、ムラサキシキブ、ロウバイの実、ウツボグサを見ました。
コバノカモメヅルにはカモメヅル、オカトラノオにはサワトラノオやハルトラノオ、ムラサキシキブにはコムラサキシキブなど、似た名前の植物があり ます。ヤヤコシイですね。
ロウバイは以前ここで撮った花を添えておきます。花に比べて実は美しいとはいえません。
ウツボグサは生薬名を夏枯草(かごそう)といいます。 枯れて褐色になった花びらが薬用に使われ、利尿作用や血圧降下作用の他、抗炎症作用や抗がん作用が知られています。冬至に芽吹いて夏至に枯れると いわれる草です。
植物多様性センターでは、カワラサイコ、オオシマハイネズ、ハマボウフウ、クマツヅラを見ました。
オオシマハイネズ、ハマボウフウは伊豆諸島ゾーンに、クマツヅラは奥多摩ゾーンにありました。カワラサイコは武蔵野ゾーンだったか奥多摩ゾーン だったか・・・。
センターを出る時にオオモミジの実をみつけました。あずまやの前にあるのを見落とすところでした。
調布市野草園に入る手前にシャラノキ(ナツツバキ)がありました。清楚な花ですね。朝咲いて夕方には落ちる一日花です。 仏教で聖木とされる沙羅双樹(さらそうじゅ)にちなんだ名前ですが、沙羅双樹という別の木があり、このシャラノキとは違います。
野草園の看板が新しくなっていました。前のはずいぶんひどかったですから😊・・・。
鉢植えのイワタバコが咲いていました。今年は早いですね。鉢植えだから一層早いのでしょうか。イワタバコは高尾山で撮ってからリポートします。オ ニシバリの実が真っ赤に熟しています。花は地味ですが実は美しい赤で、目をひきます。
神代植物公園の水生植物園では、菖蒲が満開でした。キツネノボタンはそろそろ花を終えます。雰囲気のある写真を撮りたくてスイレンをバックにぼか しましたが、主役のキツネノボタンが目立ちませんね。失敗!
池の端ではハンゲショウが密生しています。こんな水辺で育つとは思っていませんでした。わが家では玄関前の水のないところで元気に育っています。
池に何かが飛び込んできました。カルガモです。お腹を空かしている様子で、頭を水中に突っ込んで盛んに餌を捕っていました。
水生植物園のすぐ近くに深大寺の山門があります。門前には蕎麦屋さんが。でも、今日はお蕎麦を食べずに帰ります。
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