5月27日 晴れ 15.5〜30.5℃
昨日(27日)は仕事の合間を縫って、調布市野草園へ行ってきました。目的はエッセーにつける写真を撮るためです。
深大寺周辺には広々とした小高い芝生のスペースがたくさんあって、木陰で休む人、犬に散歩をさせる人など、ゆったりとした空気が流れています。犬 の散歩見えますかね。
肝心の写真材料は見つかりませんでした。でも、思わぬところでいい花に出会えました。
一押しは「キョウガノコ」です。いい雰囲気で撮れました。咲き加減も上々です。
その他の花たちはどちらかといえば時季遅れになってしまいました。
「シラン」も下の花はもう散って残りわずかです。わが家の「ピンクのシラン」は咲き始めですが。ピンクのシランってヘンですね。
「ドクダミ」はこの花の時期に根ごと洗って乾燥し、ドクダミ茶にすれば、胎毒下しとしていいといわれたものですが、そんなことをする人は見なくな りました。
ドクダミはまた「おでき=できもの」にも効くと言われてやったことがあります。ドクダミの葉を蕗の葉に包んで蒸し焼きにし、それをおできに張るの です。できものの芯が早く取れて治りが早くなるといわれていました。
そのドクダミ、多くは一重です。八重のも見かけるようになりました。八重の写真は高幡不動で撮りました。
ジョロウグモがブランコをしています。その下には「ムシトリナデシコ」がたくさん咲いていました。ムシトリといっても食虫植物ではありません。 茎の上部の節の下から粘液をだすので 、虫が付着して捕らえられることがあるのです。
隣には目立たぬ色で「コバンソウ」も咲いています。少し遅咲きですね。
ちょっと珍しいのではないでしょうか「ヤナギハナガサ」です。ずいぶん背が高いです。1メートル50センチ以上あります。風に揺れてピントがずれ ました。
「ユキノシタ」「キキョウソウ」もそろそろ終わりです。キキョウソウは下から上へダンダンと咲いて行くので、別名は「ダンダンキキョウ」といいま す。
入るときは気づかなかった、野草園入り口の「キンシバイ」はまだ咲き始めのようです。
帰り道、東八道路で「シモツケ」を見かけました。キョウガノコには及ばないと言ってはシモツケに悪いですかね。念のため、「シモツケ」と「シモツ ケソウ」は別の植物です。
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