学生食堂…思えば最後に学食で食事をしたのはもう2年前。安く、美味しく、バラエティーに富んだ料理が毎日幸せな気分にしてくれました。そんな学食大好きな私は今日、山梨大学の学食でダンス部の皆さんと中継しました!
2009年に桜美林大学で交換留学生として勉強していた時はほぼ毎日食堂に通っていましたので、山梨大学の食堂に対しても親しみを感じました。中華料理もありましたので、思わず中国の学食とも比べてみました。早速私と一緒に学生時代にタイムスリップし、日本と中国の学食の様子を見てみましょう~!
コンパクトで可愛く、長閑な気分にさせてくれる山梨大学甲府キャンパス。
今回の主役はこちら――大学会館食堂。昼食と夕食を提供していて、お昼はいつも長蛇の列ができ、夜は7時30分まで営業し、100人近くの生徒が利用しているそうです。
学食の最大の特徴はやっぱりリーズナブル!単品で注文するものはどれもワンコインを切っています。ビュッフェ形式のご飯も1.2円/gの値段で好きなだけ食べれて、サラダ、煮物や揚げ物など色々なおかずが選べます。
また、季節に合わせて定期的に様々なフェアを開催しています。今はおいし~い「九州・沖縄フェア」!ちなみに人気第3位は熊本の風を感じさせる熊本ラーメン、第2位は本場の味が楽しめるピリ辛タコライス、第1位は外サクサク、中ふわぁ~のチキン南蛮!もちろんお値段もありがたい!
食事スペースも賑やかでリラックスできるような構造。テーブルごとに「席取り禁止」と書かれており、混雑時の様子が想像できます。
では、中国の学食はどんな感じでしょうか。私は学生時代、ほぼ自分の大学――北京第二外国語学院でご飯を食べていましたので、ここの様子を取り上げます。日本の学食と比べ、主に以下の違いがあります。
① 営業時間
昼食と夕食のほか、朝食を提供しています。肉まん、小籠包、ワンタン、餃子やお粥など、メニューは多種多様。また、朝から晩までずっと開いている窓口も少なくありません。
② 支払い方
日本の学食は基本的に現金を使用し、レジで支払いますが、中国では「飯卡」と呼ばれる学食カードが使われ、学生はその中に定期的にお金を入れ、各窓口で直接ピッと支払います。
③ メニューや注文の仕方
一般的には直接各窓口で注文し、その場で出来上がるのを待ちます。大学の大きさと学生数により、食堂の数も違ってきます。私の学校は3つあり、各食堂には約20から30の窓口が設けられ、中国各地の料理が食べれます。ビュッフェ形式はなく、単品の注文や一定の料金で3つのおかずが選べるコースなどが多く、また食堂内や近くにレストランもあり、ちょっと気分転換したいときに利用できます。
日本と中国の学食の多くは一般の方々も利用できるようになっていますので、学生時代の自分と出会いたい時は、ぜひ行ってみてくださいO(∩_∩)O!
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