今日（4月9日）は気になっている花を求めて、野川公園に行きましょう。
　野川公園は豊かな水と緑に恵まれた野趣に富む公園です。周辺の神代植物公園、武蔵野公園、多磨霊園、調布飛行場、浅間山公園、府中の森公園など の緑地を含め「武蔵野の森構想」のもとに造成を行い、1980年（昭和55年）6月に開園されました。
　この公園は、調布、小金井、三鷹の三市にまたがり、面積399,764平方メートル（東京ドーム約8.5個分）、樹木数は8,450本、 11,500株を収容します。
　また施設には、自然観察園・自然観察センター・売店、テニスコート、ゲートボール場、アスレチック、木製遊具、バーベキュー広場、テニス壁打 ち、イベントホールなどがあります。
　今日の目的地、自然観察園まで我が家から距離は約3.5km、自転車で12分ほどです。東京-八王子間を走る都道246号線 "東八道路" を行きます。この道路を挟んだ両側が野川公園です。

　自然観察センターの表示がありました。ここから入ると公園の中を野川がゆっくりと流れています。

 　野川を超すと自然観察園の入り口です。爺爺の自転車がみえますね。きちんと自転車置き場に置かないとダメでしょ！　
　出入り口は入園者が自分で扉を開け閉めすることになっています。開け放しは許されません。入園料は無料です。

　カキドオシがお出迎えです。ピンボケですみません。園路を右に行くとアケビの柵がありました。紫色の大きな花が雌花、小さくて数の多いのが雄花です。アケビは雌雄同株です。

　今日一番のお目当てはイヌノフグリです。オオイヌノフグリはよく見かけますが、イヌノフグリは小さくて見つけにくいのです。爺爺もボランティア の方にありかを教えてもらいました。
　どうです、小さいでしょ。１円硬貨の直径は20mmですからその大きさが分かると思います。

　キランソウ、別名ジゴクノカマノフタ。サンキライも咲き始めたばかの小さくて地味な花です。トウダイグサやジュウニヒトエにも出会えました。

　イチリンソウが群れになって咲いていました。先日の薬草園でも小さいのを一つ見ただけでしたからラッキーでした。花びらを後ろ側から見るとピン ク色をしています。ニリンソウもここのは元気いっぱいでした。

　シュンランはお馴染み。カンアオイはグロテスクな顔をのぞかせています。

　木道を行くと足もとではヒイラギソウやセリバヒエンソウが咲いていました。木立の中なので影が邪魔をしています。