撮影日:2015年4月5日
撮影地:神戸大学キャンパス
撮影者:Kai
【CRI花探検隊から】
今回の花リポーターは中国人リスナーのKaiさんです。博物館の学芸員だったKaiさんは、この4月から神戸での留学生活を始めました。
Kaiさんは福建省の生まれ。北京で大学に通っていた時に、CRIの日本語番組を聞くようになったのは、今から10年余りも前のことでした。就職後も、CRIの公式サイトやウェィボーを時々チェックし、受信報告を寄せてくれていました。
そんな中、3月初めにKaiさんから近況報告のメールが届きました。
「春節前に、博士課程の入試で神戸に行き、先日、合格通知書が自宅に送られてきました。4月から学生の身に戻ります。仕事はやめますが、引き続き博物館学を専攻します。これからは入学の準備や寮、奨学金の申請手続きなどが待っています。それよりも、3年や5年で卒業できるものでないことを考えると…ちょっと悩んでいる自分もいます」
新生活の始まりへの期待と共に、一抹の不安もにじみ出ていました。
素直な気持ちで思いを伝えてくれたKaiさんには、「神戸で桜が咲いたら、ぜひ写真に撮って見せてくださいね」とお願いしていました。
それからすぐに、桜便りが届くとは、驚きました。そして、写真と共に書き備えられた説明文には、「来日の翌日に大学に行くと、晴天でした。桜の花が満開で、とてもきれいでした。その次の日にまた行くと、雨は降るし風も吹くし、せっかく咲いた桜がもう散ってしまいました」と書いてあります。
始まったばかりの大学院生活、もしかして、雨も風もあるかもしれません。しかし、どんなことがあっても美しい花を咲かす桜の花のように、くじけずに学問の花を咲かせてくださいね。
神戸からの花便り、どうもありがとうございました。
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