【CRI花探検隊から】四川省の成都から今年も素敵な桜便りが届きました。成都外国語学校からの花リポートです。去年は日本語専攻の高等部「2年9組」の皆さんからのビデオ投稿が寄せられました。今年高校3年生になった彼らは、受験勉強や留学の準備に追われ、クラスの様子は去年の春と大きく変わりました。
担任の王恬静先生が生徒の皆さんの近況を教えてくれました。王先生によりますと、19人いたクラスは、現在はわずか6人になってしまったそうです。残りの13人は相次いで推薦入学が決まった、或いは日本の大学から入学通知を受け取ったため、出国の準備で学校には来ていません。この前、誕生日を迎えた生徒さんのバースデーパーティーを留守番組の6人で祝ったそうです。全寮制の学校ですので、日本の高校とはまだ色々違うところがありそうですね。
あと3か月で卒業を迎える3年9組。王先生が教師になってから初めて受け持ったクラスです。中学1年から、すでに6年を一緒に過ごしてきました。どのような気持ちで教え子たちの卒業を見届けようと思っているのか、音声でその思いを聞かせてくれました。
【成都さくらリポート】
成都外国語学校では高3になると、本キャンパスから離れた高3専用のキャンパスに引っ越しします。そこには桜の花がたくさん植えられていて、今ちょうど花を咲かせています。友達と一緒に携帯電話で写真を撮りました。驚いたことに、緑っぽくて、八重桜に似ている花もありました。
私は日本で桜を見たことがないので、この黄緑っぽい花も桜の花なのかどうか、迷ってしまいます。しかし、遠くから眺めたらピンクもあれば、薄緑もあり、きれいなグラデーションでした。
学校高三校区附近的小区樱花开得非常美,我和朋友在那里拍了几张照片,让我们感到惊喜的是,或者说是感到吃惊的是居然有绿色的樱花,类似于八重樱的花。不知道是不是樱花(因为我没有在日本看过樱花),远远看去,粉红的粉绿的,觉得还是很美。
【王恬静先生の桜にまつわる思い出】(音声)
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桜が咲き誇る季節になるたびに、大学時代の日本人先生との約束を思い出します。「いつか桜トンネルの下で一緒に散歩しましょう」という約束です。あれからもう6年が経ちました。この間、私は一度日本に行って、先生と会いましたが、桜の季節ではありませんでした。
卒業した後、私も教師になりました。日本で桜が咲く三月は、私にとって休みが取れない季節です。しかし、いつか、桜の季節に訪日して、先生と一緒にお花見をしたい。これが私の夢です。
私の住んでいる団地の近くにも桜の木があります。3月になるといつも桜の木の下で、いつか自分の夢がかなえられるよう祈っています。そして、自分の教え子たちも一人一人、それぞれの夢を叶えるよう祈っています。
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