この春に撮ったウメを特集します。
撮影場所は府中市郷土の森博物館と東京都神代植物公園です。例年はその他の植物園にも出かけるのですが、今年はなぜだか十分な取材ができませんで した。
神代植物公園の梅の中で、湯の宮座論梅と高岡の月知梅は、九州宮崎県産でともに天然記念物に指定されています。湯の宮座論梅は、神武天皇が持っていた梅の杖を地面に突き刺したところ、芽吹いたとの伝説があります。高岡の月知梅は、薩摩藩主島津光久公命名といわれる名花です。
この二つの梅は、宮崎市から神代植物公園へ特別に贈られたもので、宮崎県以外ではここでしか見ることができません。向かって左が高岡の月知梅、右が湯の宮座論梅です。座論梅は一重の早咲き、月知梅は八重の遅咲きで、一度に見ることができないのは残念です。
それでは、2月15日から3月18日までの約1ヵ月間の梅をご覧ください。
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