調布市立野草園から自転車で10分足らずのところに神代植物公園があります。野草園からは深大寺門が近いので、正門から入らずに深大寺門から入る ことにしました。

　このルートで行くと山門の前を通るのですが、山門に面して「そばごちそう門前」という蕎麦屋さんがあります。深大寺はそばで有名なところで、深大 寺そば組合加盟店が29軒あります。

　29軒のうちわずか4〜5軒しか入ったことがないのですが、門前の「粗挽き蕎麦」が気に入っています。ちょうどお昼時でしたから、お蕎麦をいただ くことにしました。

　たいていのお蕎麦屋さんはワサビですがここは大根おろしです。なぜ大根おろしなのか？　わけは聞いていません。

　脱線してしまいました。

　ウメとツバキは特集する予定なので、神代植物公園で出会ったその他の花を紹介しましょう。

　なかでもカタクリは、中国の友人によれば、子どものころ、安徽省ではみな "缺鼻子花" 、 "嗅ぐと鼻が欠けてしまう花" とうわさされていたそうです。地べたに咲いているので嗅いではみなかったのですが、嗅ぎたくなるような香りなんでしょうか。

　このマンサクは遅咲きですね。ほかのマンサクはすでに花が散ってしまいましたがご覧のように満開です。