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<花見スポット>江蘇省揚州市・鑑真路の桜並木

2015-03-17 20:36:24     cri    

 鑑真和上ゆかりの町、江蘇省揚州市では、桜は中日友好のシンボルとして1980年から植えられています。

 揚州の古刹・大明寺は、日本へ仏法や戒律を伝えた高僧鑑真が住職を務めていた寺院です。日本の国宝「鑑真和上像」はこれまでに、2回にわたって大明寺に里帰りしたことがあり、その都度、桜の大規模な植樹活動が行われました。

 一回目は1980年4月。その時、鑑真和上像と共に、第81世唐招提寺長老・森本孝順が日本から3千本の桜の苗木を揚州に持ち込みました。そのうち500本が大明寺の境内に、残りは市内の痩西湖風致地区や茱萸湾公園などに植えられました。

 続いて、2010年末の2回目の里帰りでは、揚州市は鑑真和上像の帰省を迎えるため、「鑑真路」という大通りを市内に整備しました。そして、その通り沿いに、中日友好のシンボルとされている桜の木を1500本植えました。

 今や、鑑真路のスタートである鑑真図書館の前は揚州有数の花見スポットとなっています。毎年3月中旬になると、花見客が殺到し、鑑真路にもそのため「桜大通り」の別称があるほどです。

 揚州の桜の種類については、大きく揚州桜、日本早咲き桜、日本遅咲き桜の三つの種類に分けられます。

 鑑真路のほか、痩西湖、茱萸湾公園、揚州大学農学院、鑑真記念館、大明寺蔵経楼、何園なども揚州の桜の名所です。

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