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一時間目【チャイナエクスプレス】第2回中日省長知事フォーラム、北京の24時間営業の書店
担当:王小燕、高橋恵子
11月に入りCRIは、APEC北京会議の準備に向けて何かと慌ただしく過しています。こんな中、お届けする今週の「旬な話題」はまず、中国山東省生まれで、現在は東京を中心に音楽活動をしているシンガーソングライター・程璧(チェン・ビー)さん関連の最新動向を紹介します。この番組でロングインタビューをした程さんは、先日、日中の文化交流を進める音楽レーベル「PANDA RECORD」からデビューアルバム「詩遇上歌(Poetry Meets Song)」を日本国内でリリースしました。
今夏に中国全土で先行発売された同アルバムには、谷川俊太郎作詞の「春の臨終」や、中国現代詩人 北島(ベイ・ダオ)の「一切」、西川(シ・チュアン)の「夜鳥」、日本で第60回H氏賞を受賞した田原(ティアン・ヤン)の「枯れ木」を含めた全9曲が収録されています。ぜひご注目ください。
続いて、北京で開かれた第2回中日省長知事フォーラムについて紹介します。日本全国知事会会長でもある山田啓二京都府知事にインタビューしました。
後半の「スペシャルバスケット」は日本の読書週間にちなんで、「北京三聯韬奮書店」を訪ね、その中での見聞をマイクリポートでお伝えします。この4月、「北京三聯韬奮書店」は24時間営業に切り替え、話題を呼びました。果たして24時間営業によりもたらされた変化は?書店側の対応、読者の反応を現場で聞いてきました。
二時間目「CRIインタビュー」(「私の体験した中日の友好交流」~八木鉄さん)
聞き手:王小燕、高橋恵子
新中国の成立後、首都北京には専門知識を有する世界各国の人がいました。彼らは「専門家」と呼ばれ、新中国の国家建設に加わりました。CRI日本語部にも当時、複数の日本人専門家が在籍し、産声を上げたばかりの新中国の対日放送の現場で活躍していました。
これら専門家の多くはすでに他界しました。しかし、その子どもでその後も引き続き中国との友好交流の現場に携わっている人が大勢います。
今回と次回の放送は、こうした新中国建国当時の歴史を共に過ごした中国人と日本人の幼馴染にお話を伺います。すでに半世紀あまりも昔のことになりますが、共に過ごしたあの歳月をどのように振り返り、そこから、中日の友好交流に資するヒントをどのように総括するのか。今回はCRI日本語放送の歴史にもゆかりが深い八木鉄さん(写真左2)にお話しを伺います。
次回は同じく1950年北京生まれの詹志芳さんのインタビューをお送りします。
【プロフィール】
八木鉄さん
1950年北京生まれ(父親の八木寛さんは1949年から中国国際放送局で対日放送の仕事に従事)
1970年 両親と共に日本に帰国。
東京の職業訓練学校を経て、就職し、中日のスポーツ交流の現場で通訳としても活躍。
1973年~1981年 日本国際貿易促進協会、
1981年~2005年 東洋信託銀行
2005年~2006年 蘇州日中架け橋経済発展有限公司
2008年~2012年 コベルコ建機
北京、蘇州、成都での長期駐在を経験し、2012年に定年退職。
現在は『光陰 矢の如し』と題した自分史を中国語と日本語の二か国語で執筆中。
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