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大連 桜の花見スポット

2014-03-28 16:04:11     cri    

2014年「さくら祭り」開催予定:4月末~5月初め

開催地:龍王塘、203高地

 大連の旅順口区は中国で最も早く、そして最も多く桜の栽培を行っている場所です。現在は3万本余りの桜の木があり、種類もとても豊富。毎年の4月中旬から5月初めが見頃です。

 昨年、旅順では5回目となる「大連旅順国際さくら祭り」が行われました。「人民網大連視窓」の報道によりますと、開催期間の19日間には内外から観光客延べ86.7万人が訪れ、観光収入は1億7500万元に上りました。なお今年も4月末から「第6回さくら祭り」が行われます。

 では大連市内の主な花見スポットをご紹介しましょう。

■龍王塘桜花園、最も名高い花見の名所 

 龍王塘桜花園(別名「龍王塘ダム公園」)は大連市高新区にあります。ダムの堤防の下に5000平米にわたって桜の木が植えられている花園が広がり、桜のコリドーとなっています。単色一重、単色二重、二色二重などのピンク、白、真紅など様々な種類の桜があります。龍王塘の桜は種類も多く、数も多いことから大連市民の花見のホットスポットとなっています。

 ちなみに、桜のほかにもヒマラヤスギ、カイズカイブキ、モクレンなどの珍しい木々もたくさん植えられています。中でも日本占領の時代に、大阪から移されたと言われている樹齢80年余りになる星花玉蘭(白木蓮)は毎春、緞子のように光る花をつけ、多くの観光客を魅了しています。

■旅順203風致地区、桜が3000本余り

 日露戦争の激戦地だった203高地は今、旅順国家級森林公園の一部となっています。ここにある敷地面積50万平方メートルの旅順新桜花園には、世界各地のおよそ100種類の桜3000本余りが植えられています。中国原産の桜のほか、日本の早咲き桜、八重桜、雪桜、山桜などがあります。

■太陽溝、1974年から桜大通り

 1974年、旅順の代表的な歴史文化地区である太陽溝は町の緑化改造を行う際、500本あまりの桜の木を植えました。それ以来この通りは地元住民から「桜花一条街」(桜大通り)と呼ばれています。

■星海広場、花見をしながら海も眺められる

 2008年、大連市は星海広場中山路の入り口から中国の伝統建築に使われる装飾用の石柱・華表まで、さらに大連の百年の歴史を刻んだ彫刻が陳列された道路沿いに桜の木を植えました。美しい桜の花が見られるだけでなく、すぐ近くには海を眺めるスポットもあります。

■市内の公園も花見の穴場

 以上ご紹介したスポットのほか、市内の中山公園(約500本)、労働公園(約1500本)、植物園でも桜のお花見ができます。交通の便が良い上、無料で入場できます。

(大連新聞網などを参照)(Yan、吉野)

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