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故郷の春 【華中科技大学文華学院 周玉美】

2013-09-26 15:14:23     cri    

 現在、私は湖北省の武漢で学校に通っている。私の故郷は山東省である。

 武漢に来て、もうすぐ二年なので武漢の気候には大体慣れてきた。武漢の気候に対する私のはじめのイメージは、変化しやすいということだった。そればかりではなく、特に、春の時期は一日の間に四つの季節を体験することができる。そのため、人々からは「武漢の春には四季がある」と言われている。私は武漢の天気が好きではない。

 武漢の春と比べればもちろん故郷の春の方がずっと好きだ。現在、故郷の冬は終わり、春が来ている。春、気温はだんだん暖かくなってくる。たまに寒いこともあるが、人々は自然の恵みを受けている。その時重要なのは、温度がどんどん高まるので、自然の生物の生命力が満ち溢れるということだ。「迎春花」をはじめとする、色とりどりの花を見ることができる。「迎春花」というのは、「春を迎える花」という意味である。迎春花にはすがすがしい香りがあって、花びらは黄色で、小さな丸い形をしており、皆に愛されている。一方、武漢では武漢大学できれいな桜を見ることができる。毎年、桜が満開になる三月、武漢大学で花見をする人がたくさんいる。しかし、私の故郷には、桜の成長に合った条件がないので、魅力的な桜を見ることができない。

 中国人にとって、四つの季節の中で、春は一番大切だと思う。それは当然で、山東省の人もほとんど例外なしにそういう風に考えている。というのは、春が一年の始まりだからだ。大部分の人はこの一年の始まりをきっかけに、一年の目標を立て、仕事や勉強や、いろいろなやるべきことを計画する。つまり、一年の生活のために十分な準備をするのだ。

 その上、春にはたくさんの祝日がある。例えば、「清明節」や「端午節」などである。山東省の人は祝日を重視していて、祝日の間さまざまな形式の活動を行う。端午節の行事を例に取ると、中国の古い時代の楚国の有名な詩人を記念するためにちまきを食べたり、竜の形に飾った船でレースをしたり、有意義な活動を行う。皆の気持ちもよくなる時期だ。

 春は希望に満ち溢れる季節だ。私も人々と同じように、目的をはっきりさせて、一生懸命頑張ろうと思う。

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