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担当:王穎穎 大野清司
北京市統計局は先日、2012年各区県の主要統計データを公開しました。2012年北京市常住人口(北京市戸籍及び北京市在住6ヶ月以上の暫定住民人口)は2069万人、そのうち北京市戸籍は1297万人。暫定住民人口は前年比41万人減。専門家は北京市の生活コスト高などの要因が暫定住民減少の原因だと見ています。
北京市の常住人口は7年間で500万人増えて、ついに2000万人を超えました。しかし、増え方は緩やかになっています。また、北京市で増え続ける常住人口の半分は発展新区、つまり房山区、通州区、順義区、昌平区、大興区の5つの区に集中しています。逆に、暫定住民が減少している区域は、海淀、朝陽、豊台です。
暫定住民の人口減少について、北京大学の陸傑教授は、「北京市の暫定住民人口減少の原因は政策、環境汚染、生活コスト高などによる」と解説しています。この他、発展新区は生活コストが比較的低く、さらに地下鉄が開通して交通が便利になったことも流動人口が周縁部に分散する要因だと考えられています。(王穎穎)
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