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三時間目 ライフマガジン(12年ぶりの同窓会)

2013-08-13 21:04:02     cri    


12年前の2001年、もうすぐ卒業する私たち、午前中の授業を終えて、顧盤明先生(後列左から七番)と一緒に記念撮影。誰が授業をさぼったかすぐ分かりますね。 

 担当:王穎穎 大野清司

 12年ぶりに大学のクラス会に参加するため南京に戻りました。折からの猛暑で40度の高温にもかかわらず、26名のクラスメートのうち16名が集まり、熱く語り合いました。そんなときも仕事が頭から離れない私、元クラスメートのみんなにアンケートをお願いしたら、快く答えてくれました。結果はちょっと予想外の展開でした。後で電話で答えてもらった人を含めて回答者は18人でした。

 1、日本語を使っているかどうか? クラス全員のうち19人(73%)が日本語を使っています。結構高い比率です。

 2、仕事の内容(全員)

 ビジネス関係の会社に勤めているのが10人(38%)で一番多く、続いて、大学、専門学校の日本語教師5人(19%);IT、通信関連は3人;マスコミ関連2人;公務員1人、弁護士1人でした。海外在住者は4人(3人が日本、1人がアメリカ)。


卒業して12年、南京大学のシンボル的な北大楼前で記念撮影

 3、昨年来の中日関係の冷え込みが仕事に影響があるか?

 出席者で日本語を使っている12人のうち9人が影響がない。3人が影響があると答えてくれました。意外なことに影響がないという人が圧倒的に多かったです。なぜかと聞くと、政治関係より、むしろ市場の影響の方が大きい。世界の経済情勢がよくないから、日本だけでなく欧米向けの調子もあまりよくない、そして円安の方がもっと影響が大きいということです。

 番組の中で、南通職業大学の日本語教師王梅さん、富士通南京大学ソフトウェア技術有限会社で通訳を担当している郭潔麗さん、南京でベビー服の輸出貿易会社で働いている呉新梅さん、蘇州にある江蘇陽光グループのアパレル営業担当の楊軍華さんに話を聞きました。


夏休みだから、静かな構内

 4、 最後に、今後の中日関係に望むことについては、13人が関係改善を望んでいると答えてくれました。中には、「短期的に関係回復は難しいだろう。去年の釣魚島問題、今年の両国新政権の発足などの関係で、当面回復が困難で、しかしいったいどのような中日関係が必要なのか?お互いに考えて、結果的にはうまくいくと信じている」という光明日報元東京支局支局長の答えがありました。

 この場を借りて、アンケートに協力していただいた皆さんに改めて感謝します。今回は南京の皆さんに大変お世話になりました。また12年後、いやそれでは長すぎます!1年ごとに会えたらいいなあと思います。いつか北京で会いましょう。最後に、12年前の卒業式でみんなで歌った「サボテンの花」をお届けします。お楽しみに!(王穎穎)

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