北京の春が来ました。
目で楽しむ春と言えば、「花見」です。花見は日本では桜。しかし3月の北京、桜はまだ咲いていません。その代わりに、木蓮やチューリップ、桃の花は見所です。
木蓮の名所:中山公園;彫刻パーク
チューリップ:北京植物園
桃の花:北京郊外の平谷
新緑を楽しむ名所:颐和園と香山公園
そして、味で楽しむ春と言えば、旬の野菜です。中国では咬春(春をかじる)慣わしがありますので、春になると、たらの目に似たようなチャンチンは出回ります。そして、イチゴなど旬の果物もたくさんあります。北京郊外の農場ではイチゴ狩りは大人気です。また、南の島・海南島から運ばれたパイナップルも美味しいですよ。
旅で楽しむ春といえば、春のピックニックや遠足ですね。中国語では「踏青」と言います。ちょっとした郊外へ行くと、新緑を満喫できますね。さらに、今年、北京では園芸博覧会が開催されます。会場はCRIの近くにある永定河エリア。ぜひ一度行ってみたいなぁと思います。
春の楽しみはいっぱいありますけど、春の悩みも少なくないようです。日本では花粉症にかかる人が大勢いますが、北京ではスモッグと黄砂はちょっと心配ですね。
では、今週の番組では、出稼ぎ二世と呼ばれる新世代の農民工にスポットを当てます。ぜひ最後までお聞きくださいね。(エーリン)
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