鑑真和上は、度重なる困難を乗り越え、日本に渡り、中国の文化と中国人の友情を伝えました。活動の主催者はこのような「鑑真精神」を大きく発揚して、中日友好を推進することを希望しています。
2010年は奈良唐招提寺の鑑真坐像里帰りの30周年でもあり、日本平城京遷都1300周年でもあります。今年の2010年5月23日、揚州市と奈良市は正式に姉妹都市を締結しました。今回の活動は揚州市政府と奈良市政府の協力合意によって行われました。
鑑真図書館の外で列を成し、入場を待つ来場者
「鑑真大和上坐像揚州へ里帰り」の開幕式は11月26日の午前10時にスタートしました。入場時間が午前9時だったにもかかわらず、中国と日本の僧侶や、仏教信者らが、早朝から並び列をつくりました。
会場では、同じ袈裟を着た僧侶たちも、目立っていましたが、中でも最も目を引いたのは、日本から来た着物姿の女性たちです。紹介によりますと、彼女たちは皆、仏教信者で、鑑真大和上の歴史と彼の貢献にはとても詳しいそうです。
会場の様子
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