
六堡茶の産地は梧州市ですが、北京からの直行便がないため、桂林市経由にしました。初秋の頃、日本語部からは取材と撮影担当の2人、それに韓国語部の1人、合わせて3人のチームでした。
桂林の市の花は金木犀です。9月下旬の中秋節前後になると、金木犀の花が一斉に咲き乱れ、町中が甘い香りに包まれます。金木犀は中国語では「桂花」といい、桂林というのは「桂花成林」(金木犀の木が林を成して生い茂る)という意味です。そんなわけで、桂林市の至るところで、お店に「桂花茶」(金木犀茶)が置いてありました。

金木犀茶には2種類あり、乾燥した花だけのものと、お茶の葉とブレントしたものです。オレンジ色の小さな花びらを見ているだけでもぬくもりを感じます。健胃、疲労回復、安眠、美容によく効くということ。実は、金木犀の花とウーロン茶や紅茶をブレンドした高級茶は日本をはじめ、東南アジア、ヨーロッパに輸出されて、大変人気があるそうです。
中国の北方で生まれ育った私は、金木犀茶には馴染みがなく、以前はあまり飲みませんでした。しかし、胃を暖め、胃腸の調子を整える効果があると聞き、1袋買って、この冬の楽しみの一つにしたいと思っています。ちなみに、白ワインに金木犀の花を漬け込んだ「桂花陳酒」という有名な果実酒がありますが、こちらも甘味が強く、香りが高いものとして知られています。
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