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自動車、自動車ショーに関する取材経験

2010-04-26 10:21:01     cri    

 私は東京で1991年以来フリーアナウンサーとして活動を始めてから様々な番組やレポート、取材に関わって来ました。その中で自動車、自動車ショーに関する仕事では日本のGT選手権に関する番組を東京武蔵野市コミュニティFM「むさしのエフエム」にて1年間担当しました。番組スポンサーはGT選手権出場チームのスポンサー、カネコでした。

 GT選手権の魅力といえばなんといっても、普段街中を走っている車や、自分たちが運転している車がリアルにレースに参加している点であり、車に詳しくない特に女性にも親近感が沸きやすいのが特徴です。実際のレース会場は、その迫力ある音と、タイヤがアスファルトをこする匂いに包まれて臨場感は最高潮に達します。(これは山梨県甲府市エフエム富士の特番で鈴鹿サーキットからレースレポートをお届けした際に受けた感想です)

 その他、車関連としては千葉県千葉市ベイエフエムにて朝の生情報番組「ベイモーニング」を担当していた際に「モータージャーナルアップデイツ」というコーナーの中で毎回モータージャーナリストと電話をつなぎ、F1をはじめとする最新のモータースポーツの話題から車に関する様々な情報を届ける内容でした。そのころから言われ続けてきているのは車と環境の問題です。

 現在はハイブリットカーの登場で静かで燃費もよく、環境にやさしいという車がだいぶ

 一般に浸透してきました。最近では日本の街を走る、そういった自動車があまりに静かに走行する為、自動車が来ていることに気がつかず人身接触事故が増えたという皮肉な状況も生まれています。

 東京と北京では車の事情も少し違っています。何しろ北京の道路と比べれば東京の道路は狭さの極みです。高速道路も渋滞のため実際には高速で走ることはできずその割りに料金が高いのが市民の不満の要因となっています。こうしたことから、最新のスポーツカーなどを購入したとしても、そのスピードを試す機会は日本に住んでいる限り巡ってこないことでしょう。

 北京の道路でもよく、日本車を見かけますが昨今経済成長が著しい中国では車はステイタス(有面子)の代表的なツールという気がします。日本で重宝されているいわゆるファミリータイプの車や、女性が買い物や子供連れで出かけることを前提として作られているデザインと機能が一体型になった軽自動車などは、北京ではまず、見かけることはありません。

 日本のバブル経済のピーク時は車は財の象徴であり、モーターショーも実に華やかに行われていました。今、時代は変わり、日本のモーターショーは縮小の一途を辿っています。また、トヨタのリコール問題などでも日本車への信頼感は崩れてきたとも言えるかもしれません。

 今回の北京モーターショーでは、21世紀のアジアのリーダーとなる大国、中国が環境保全や確かな技術、信頼性を持った新しいカタチの車をどのようにして私達にアピールしてくれるか。また、世界各国の車は従来のブランドイメージを守りつつ、変化する時代に如何に柔軟に対応していけるのかなどに注目したいところです。

 また、ショーの花といえば忘れてはいけないのがコンパニオン達の活躍です。日本でもモーターショーのコンパニオンは常に注目され、それを目当てに来場するマニアの姿も多く見られます。北京でもその事情は同じなのでしょうか?まだ、東京モーターショーが華やかに行われていた時代に私も取材に行った経験がありますがそのころと見比べるのも面白いかもしれません。女性という立場から、直接自動車とは関係有りませんが、彼女たちのヘアメイクや所作などにも是非、注目したいです。(丹羽麻衣子)

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