写真撮影：白日升

　2010年上海万博のタイ国家パビリオンは万博会場のBゾーンにあり、敷地面積3117平方メートルです。「タイ人・持続可能なライフスタイル」をテーマに、自然景色に恵まれたタイの都市生活が描かれています。タイ国家パビリオンの屋上には、中国とタイの友好を表す鐘が置かれてあり、中国とタイが国交樹立３５周年の記念シンボルでもあります。

　館内は三つの展示エリアからなります。第一エリアは「歴史の旅」と言い、３６０度のウォータースクリーンによって、数百年来、タイに暮らしている人々のライフスタイルを再現しています。第二エリアは「異なる声のハーモニー」と言い、タイのローカル文化と世界文化の融合を物語ります。第三エリアは「さわやかなタイ人」と言い、タイの各民族の団結を現します。

　万博期間中、タイ国家パビリオンは600万人以上来館者を接待する予定で、タイの「パビリオンデー」は9月5日です。