同じ寧夏回族自治区に暮らしている回族でも都市と農村によって、結婚の風俗習慣が異なっています。
農村では、若い男女がお互いに気に入り、結婚しようと思ったら、女性の家族はまず男性の家を訪れ、その家の様子や男性の人柄などいろんな面で男性の状況を把握します。女性の家族は満足すれば、仲人を通して許可を出します。男性の家族はまもなく、お土産を持って、仲人と共に女性の家を訪れ、「セリャム」と口にします。女性の家族はそれを受止め、両家は正式に結婚の約束をします。
結婚式の当日、まず、イスラムの聖職者アホンに新郎新婦の家に来てもらって、アラーに感謝する儀式を行います。そして、アホンはアラビア語で、新郎新婦の結婚を証明する言葉を述べます。その場で、新郎新婦に「夫婦になりたいか?」と聞き、「なりたい」と答えたら、2人の正式な結婚を発表します。
儀式後、賑やかな「新郎をからかう」しきたりが行われます。しゅうととしゅうとめをからかうところもあります。
その夜、若者たちは新郎新婦の部屋に集まり、楽しい話を話したり、新郎新婦に面白い出し物をしてもらったりして騒ぎます。
そして、三日後、新郎は新婦と共に、新婦の家に帰ります。
ちなみに、回族は、中国の少数民族で二番目に人口が多い民族です。2000年の調査では982万人余り。
主に寧夏回族自治区に住んでいますが、甘粛省、青海省、河南省、河北省、山東省、雲南省など全国各地にも分布しています。
(編集:藍暁芹)
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