魯肉飯(ルーローファン)は、台湾できわめて人気が高い定番の台湾風豚丼です。豚バラなど肉の煮込みをご飯の上に乗せたどんぶりご飯で、代表的な台湾料理とも言われています。
日本の豚丼や豚バラ丼に煮たような料理ですが、味や食感はかなり違います。一般的には醤油味のものが多いです。香辛料などを入れたタレで豚バラ肉をよく煮込んで、コラーゲンを出した豚肉を細く切ってから白いご飯の上に乗せます。そのほかに、刻んだ野菜やシイタケ、味付け玉子、肉味噌、モヤシ炒めなどをいっしょに乗せることもあります。
レストランや各家庭によっては味もずいぶん違い、「秘伝のタレ」などとも呼ばれるものもあるそうです。そんなタレで長い時間をかけて煮込むことで、肉から溶け出たコラーゲンの独特な風味があります。
台湾では、庶民に親しまれ、定食屋や食堂でも定番メニューになっていますが、今、大陸でも人気が出ているようです。
【レシピ】
材料:
豚のひき肉、ネギ、にんにく、油、たくわん、シイタケ、味付け卵、モヤシなど(好みによって野菜を選んでもいい)
調味料:
醤油、黒砂糖、酒、胡椒、
作り方:
1フライパンに1大さじの油をいれ、ひき肉を炒めます。ひき肉は、すぐにかき混ぜないで、少し焦げ目を付けるのがポイントだそうです。焦げ目がついたら、皿に取っておきます。
2フライパンに再び2杯大さじの油を入れ、よく熱してネギとニンニクのみじん切りを強火で炒め、香りを出します。
3ひき肉を入れます。全体になじんだら上記の調味料を入れ、また炒めます。よく混ざったところで、水を加え、弱火で30分煮こみます。
4ひき肉は煮込んだら、白いご飯に適量を乗せて、たくわんを添えて出来上がりです。
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