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現代アートで結ばれた中日交流~「アートフェア東京」來住尚彦さん&李一さんに聞く

2016-04-05 21:30:43     cri    

 3月18日午後、北京最大のアートエリア・798芸術区付近の751Dパークで、「アートフェア東京・北京の東、東京の西」と題したイベントが開かれました。5月11日から東京国際フォーラムで始まる「東京アートフェア」のプレイベントです。中国の紳士服ブランド「Less & More Bespoke」が共同主催し、約200人が集まりました。

 10回目の開催となる「アートフェア東京」、今年の大会は中国の既製服メーカーと初めてコラボします。今大会のユニフォームや記念バッチなど周辺グッズを「Less & More Bespoke」が提供するのです。

 中国から出展予定の作品が展示されている会場で、双方の提携協定の調印式が行われました。また、「Art is a Lifestyle」という今年の大会のモットーや、中日アート界の交流の様子、富裕層向け旅行企画「アート・ツーリズム」の説明なども行われ本開催に向け雰囲気が盛り上がりました。

 「アジア中の人々がアートを通して、より輝いたライフスタイルを身につけてほしい」

 プレイベントで、中国で新調したユニフォームを身に、輝いた目で来場者に熱いメッセージを訴えていたのは、東京から駆けつけた2人。「アートフェア東京」の來住尚彦エグゼクティブ・プロデューサーと、李一海外事業チーフディレクターです。

 プレイベントの翌日、お二人が東京に戻るまでの束の間、北京放送のスタジオにおいでいただき話をうかがいました。

 ところで、欧州美術財団(TEFAF)の統計によれば、中国の美術品市場は、これまで2年連続で世界第2の取引量を保っています。かつて、バブル期に欧米から美術品の大量購入を経験した日本は、目下の中国の状況をどう見ているのか。現代アートの分野で、高まりつつある中国からの需要に対して、日本の関係者はどのように応えていこうと考え、どのように行動しているのか。詳しくは番組をお聞きください。

 【プロフィール】

 來住尚彦(きし・なおひこ)さん

 1985.3 早稲田大学理工学部工業経営学科卒
 1985.4 東京放送(現TBS ホールディングス)入社
 Audio エンジニアとしてスタートし、その後コンサート演出ディレクター、番組プロデューサーを経て
 1996.4 コンプレックスライヴ空間「赤坂BLITZ」立上げ、支配人としてコンサートの企画・制作に携わる  
 この時期、年間300本のコンサートを観て音楽、舞台センスを磨く
 2008.3 エンターテインメントエリア「赤坂Sacas」を立上げ、 推進部長、プロデューサーとして企画立案、制作を担当
 音楽のみならずコンテンポラリーアートにも活躍の場を広げる
 2015.3 TBS ホールディングス退社
 2015.3 コンテンポラリーアートを取り扱うアートフェア東京のエグゼクティブ・プロデューサーに就任
 2015.5 一般社団法人アート東京設立

 李一(り・いち)さん

 北京生まれ。大学で英語を専攻。卒業後、CCTV(中央テレビ)、在北京ギリシャ大使館勤務を経て、2008年に株式会社電通北京事務所に入社。2013年に日本に渡り、現在はアートフェア東京・海外事業チーフディレクター

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