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中日ボランティア、万里の長城のふもとに木を植え、友情を結ぶ
   2007-08-02 11:01:46    cri

植樹セレモニー

中日ボランティア

 7月1日、北京市郊外の万里の長城のふもとにある延慶県というところで、植樹活動が行われました。中国人ボランティア1000人、そして日本人ボランティア1000人、あわせて2000人が、2万本の木を植えるという大規模なものでした。

 この延慶県での植樹活動は、北京市政府と日本のイオン環境財団が、1998年から共同で行っているものです。まずは、なぜ延慶県で植樹を行うのか、主催者側のひとり、イオン環境財団の岡田卓也理事長にお話を伺いました。

山の斜面いっぱいに散ばって

苗木の見本

 岡田卓也理事長:

 「ここ延慶県には、10年前、緑はほとんどありませんでした。万里の長城は、世界中の人が知っています。ここに木を植えることは象徴的な出来事で、みんなが関心を示してくれるようになります。万里の長城の周辺の環境が改善されればと、この土地を選んだわけです」

 実は、この延慶県は、古代、戦場でした。民族の同士の興亡の舞台でした。そのため、木々などが生息しにくかったのです。また、モンゴルからの砂嵐は、ここを経由して北京にきて、被害を与えています。延慶県だけではなく、こうした環境破壊は世界各地で進んでおり、地球規模で改善に取り組む必要があります。その必要性を世界の人々に広く訴えていくためにも、世界遺産・万里の長城のある延慶県を選んだというわけです。

植樹活動スタート

植樹活動スタート

 中国側は、地元の職業高校の教師や学生のみなさん、また、農家のみなさんなど、合わせて1000人です。一方、日本側は、イオングループのホームページやスーパー店頭などで参加者を募集した結果、大学生や主婦、イオングループの職員など1000人が集まりました。この植樹活動のために、日本のみなさんはツアーを組んでやってきました。

 今回は、中国人と日本人がペアとなり、それぞれ担当の区域に分かれて、木を植えました。今回用意されたのは、クヌギやコノテガシワなど、この地域の生態系に合わせた苗木2万本です。これを手分けして、1時間半かけて植樹を行いました。2万本を2000人でということは、ひとり10本という計算で、大変な作業です。

 さらに、今回は、中国人と日本人ということで、お互い言葉がほとんど通じない状況だったのですが、みなさん身振り手振りでコミュニケーションを取りながら、和気藹々としたムードだったのが印象的でした。

植樹の様子

植樹の様子

 わたしは、ある参加者の方にお話を伺いました。まずは、地元・延慶県職業高校1年生の斉さんという女子学生。そして、斉さんとコンビを組んで植樹を行った、埼玉県の主婦、榎本久野さんのお話です。

 斉さん:

 「今回初めて日本人の方に会い、また一緒に植樹することが出来て、大変うれしいです。ドキドキしながら参加しました。今回、このように、外国の方と交流できるチャンスを与えてもらい、感謝しています」

 榎本久野さん:

 「中国は初めてきました。山に緑の木をたくさん植えて、きれいで、緑溢れる土地にしていきたいという目的で、中国にやってきました。中国は隣国なので、中国を緑いっぱいにしたいです。砂漠を減らして、みんなが住みやすい土地にしたいです。中国人とペアを組んで、助けてもらって、とても楽しい。来年も来られたら、また来ます」

牛副市長と岡田理事長の共同作業

協力して植樹中の斉さんと榎本さん

 斉さんと榎本さんはすっかり意気投合したもようで、再会を約束して、植樹会場をあとにしていました。

 ちなみに、この植樹活動ですが、今年はさらに17万本の植樹を行う予定で、最終的には100万本の植樹を目指したいということです。今後の抱負について、主催者側のひとり、北京市・牛有成副市長は次のように話してくれました。

 北京市・牛有成副市長:「両国のボランティアによる植樹活動ですが、ぜひこの活動を持続的に発展させていきたいと考えています。活動を始めて10年、両国民の友情が深まっているのを感じます。この活動が目指すものは、世界共通の願いでもあります。つまり、私たちが暮らす、この地球を美しくしていこうという願いです」

 万里の長城のふもとに植えられた木々ですが、今スクスクと育ちつつあります。地元の環境保全のために機能していくのはもちろんですが、中国と日本の協力を象徴する林として、大きく育ってほしいと思います。主催者側は、「今後ますます多くの人に協力してもらえれば」と話していました。(取材・写真撮影:任春生)

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