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日本語学習者への新聞『こだま』の発起人ー徐バイさん
   2007-07-10 20:43:23    cri

 中国と日本の交流が深まるなか、中国では日本語を学ぶ人が年々増えています。そんななか、日本語専攻の大学生や大学院生たちが『こだま』という組織を結成しています。『こだま』は、いろいろなイベントを開催しており、注目を集めています。彼らの手によって作られた『こだま』という新聞も人気を呼んでいます。今回、この『こだま』の発起人の一人である北京大学日本語学部大学院1年生、徐バイ(草冠の下に倍)さんにインタビューしました。

 Q:『こだま』が一体どんな新聞なのか、紹介してもらえますか?

 A:『こだま』は、日本語を勉強している北京の大学生たちに、交流の場を提供する新聞です。月に1回発行しており、ページ数は4、5ページあります。内容は、例えば、北京市内で行われる日本語弁論大会のリポートとか、日本語を学ぶ大学生のエッセイ、日本関連のイベント情報などを掲載しています。

 Q:徐バイさんはこの「こだま」の発起人だそうですが、なぜこのような新聞をつくろうと思ったのですか?

 A:まず、私自身、日本語を学んでいる学生として、日本や日本語学習に関する情報がスムーズに得られる環境がほしかったのです。また、同じ日本語を学ぶ学生同士、情報交換をしたり、勉強の悩みを語り合ったり、交流できる場所があってもいいのではないかと思いました。最初は、インターネットのウェブサイトという形で始めたが、やはり紙媒体のほうがより多くの人に親しんでもらえるのではないかと思い、昨年10月から新聞づくりをはじめました。

 Q:この『こだま』は、すべて大学生の手によって手作りしていると聞きましたが…

 A:そうです。北京大学や清華大学などの大学生が連携をとって作っています。主なメンバーは20人くらいですが、ネットワークを駆使して、いろんな人に記事を書いてもらうなどしています。

 Q:そうですか。この新聞作りで、「大変だなあ!」と思うことや、逆に「やってて良かったなあ!」と思うことはありますか。

 A:最初の頃は、原稿チェックに一番悩んでいましたが、こちらに留学しているたくさんの日本人の友達に助けてもらいました。おかげさまで、『こだま』の知名度も徐々に上がっていて、あちこちの大学のいろんな人から声をかけてもらえます。また、新聞作りに協力したいと申し出てくれる人もたくさんいます。特に、北京に留学している日本人学生が「私たちも何か役に立ちたい」と言ってくれています。非常にうれしいし、わたしたちの新聞も今後ますます盛り上がっていくのではないかと思います。

 Q:では最後に、リスナーのみなさんにひとことメッセージをお願いします。

 A:『こだま』は、いま主に北京の情報を中心に掲載していますが、これからはもっと範囲を広げて行きたいと思います。また、新聞という枠にとらわれず、『こだま』としてさまざまなイベントも企画しています。たとえば、年内に「S(スピーチ)1グランプリ」というイベントを計画しています。このような活動を通して、中日友好の輪を、自分たちの手から作り出していきたいです。

 ぜひ、日本のみなさんにも応援してほしい。みなさんからの声、みなさんからの「こだま」を待っています。

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