公開延期となっていた成龍(ジャッキー・チェン)映画の最新作が遂に封切られ、週間興行収入4億元を突破し1位をゲット。一方で日本の新作映画『ドラえもん 新・のび太の日本誕生(中国題:哆啦A夢:新•大雄的日本誕生)』が中国でも一般公開。ドラえもん作品の中国上映は1年ぶりで、初登場6位となりました。
~作品紹介~
【1位】SKIPTRACE/絶地逃亡
公開日:2016年7月22日
監督:レニー・ハーリン
主演:成龍(ジャッキー・チェン) 範氷氷(ファン・ビンビン) ジョニー・ノックスビル
制作費3億元(約52億5千万円)が投じられた成龍(ジャッキー・チェン)映画の最新作は米中合作。2015年2月に公開された『ドラゴン・ブレイド(原題:天将雄師)』以来、1年半ぶりとなるジャッキー・チェン主演作です。『ダイ・ハード2』、『ディープ・ブルー』のレニー・ハーリン監督がメガホンをとり、ジャッキーは10数年にわたって大物マフィアを追い続ける警官を熱演しています。『新宿インシデント』でも共演した人気女優の範氷氷(ファン・ビンビン)が今回、ジャッキーの姪役で出演し、ジャッキーとは3度目の共演を実現。ジャッキーの相棒役を務めるのは米俳優ジョニー・ノックスビル。2010年の『ベスト・キッド』以来5年ぶりとなる、ジャッキー・チェンのハリウッド復帰作としても期待されています。
【2位】ターザン:REBORN(中国題:泰山帰来:険戦叢林)
公開予定日:2016年7月19日
監督:ヴィッド・イェーツ
主演:アレクサンダー・スカルスガルド マーゴット・ロビー クリストフ・ヴァルツ サミュエル・L・ジャクソン
原題は「The Legend of Tarzan」、これまで実写やアニメで度々映像化されてきたエドガー・ライス・バローズ原作の『ターザン』シリーズの最新作です。『ハリー・ポッター』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督がメガホンを取り、主演のターザン役をステラン・スカルスガルドの息子で、『バトルシップ』ではテイラー・キッチュの兄を演じたアレクサンダー・スカルスガルドが演じます。その相手役となるヒロイン、ジェーンを演じるのはマーゴット・ロビー。これまでの「無邪気な野生児のターザン」という典型的なイメージから離れ、原作が備えていた「高潔な野生」というロマン主義的理想としてのターザンが描かれることで大きく期待されています。日本では7月30日から公開中。
【3位】寒戦2(Cold War Ⅱ)
公開日:2016年7月8日
監督:梁楽民(リョン・ロクマン) 陸剣青(サニー・ルク)
主演:郭富城(アーロン・クォック) 梁家輝(レオン・カーファイ) 楊采妮(チャーリー・ヤン)
2013年の香港アカデミー・電影金像奨で9部門を制した『コールド・ウォー 香港警察 二つの正義(原題:寒戦)』の続編がトップ3をキープ!前作に引き続き、汚職事件に揺れる香港警察の内部事情をリアルに描くサスペンスアクションに仕上がっています。2016年上海国際映画テレビ祭のオープニング作品に決定しています。
【4位】大魚海棠(Big Fish & Begonia)
公開日:2016年7月8日
監督:梁旋 張春
主演(吹替):季冠霖 蘇尚卿 許魏洲(ティミー・シュー) 金士傑
絶賛上映中の新作アニメ映画『大魚海棠(Big Fish & Begonia)』は『山海経』『捜神記』といった古書や古代神話の要素を取り入れ、神話と伝承が絡み合った中国色の強いファンタジー作品。梁旋監督が12年かけて完成させた渾身作で、日本のジブリ作品にも劣らない圧倒的な映像美に全世界から注目が集まっています。
【5位】陸垚知馬俐(When larry met mary)
公開日:2016年7月15日
監督:文章(ウェン・ジャン)
主演:包貝爾(バオ・ベイアル) 宋佳(ソン・ジャー) 朱亜文(チュウ・ヤーウェン)
不倫スキャンダルがいまだ記憶に新しい人気俳優、文章(ウェン・ジャン)の監督デビュー作。初監督作品ながらも、2016年第19回上海国際映画祭、アジア新人監督賞にノミネートされた快挙を達成。はるばるスペインでロケを行ったことでエキゾチックな中国式ラブコメに仕上げ、監督としての手腕を光らせました。
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