中軍事パレードの話題が持ちきりの1週間。トップに躍り出たのは、やはり、抗戦勝利記念映画『百団大戦(The Hundred Regiments Offensive)』。2位にランクダウンしたものの、『ターミネーター』シリーズの最新作は7億元(約132億円)の大台に迫っています。杜琪峰(ジョニー・トー)監督の新作が初登場4位、注目です!
~作品紹介~
【1位】百団大戦(The Hundred Regiments Offensive)
公開日:2015年8月28日
監督:寧海強 張玉中
主演:陶澤如 劉之氷 印小天 呉越
9月3日の抗戦勝利記念日にちなんで制作された戦争映画。抗日戦争中に八路軍と民衆が華北地域で展開した最大規模の対日戦闘を描いています。
【2位】ターミネーター: 新起動/ジェニシス(中国題:終結者:創世紀)
公開日:2015年8月23日
監督:アラン・テイラー
主演:アーノルド・シュワルツェネッガー ジェイソン・クラーク エミリア・クラーク
アーノルド・シュワルツェネッガーの代表作である「ターミネーター」シリーズの第5作にあたり、そのリブート作品でもあります。シュワルツェネッガー扮する殺人マシーン、ターミネーター同士が対決する場面など、ファンの度肝を抜くような衝撃的な映像が見所。昔から中国でも大人気の作品だけあって、その主題歌には、中国の歌手、張靚頴(ジェーン・チャン)が抜てき。日本では7月に公開されました。
【3位】烈日灼心(The Dead End)
公開日:2015年8月27日
監督:曹保平(ツァオ・バオピン)
主演:鄧超(ダン・チャオ) 段奕宏(ドゥエン・イーホン)
中堅俳優の鄧超(ダン・チャオ)と段奕宏(ドゥエン・イーホン)がW主演する犯罪サスペンスが3位をキープ。7年前の謎の事件を中心に展開される男たちの駆け引きとそれぞれの運命を描いたもので、メガホンを取っているのは、『光栄的憤怒』や『李米的猜想』などでお馴染みの中国の社会派監督、曹保平(ツァオ・バオピン)。この作品は、第18回上海国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀主演男優賞を独占しています。
【4位】華麗上班族(Office)
公開日:2015年9月2 日
監督:杜琪峰(ジョニー・トー)
主演:周潤發(チョウ・ユンファ) 陳奕迅(イーソン・チャン) 張艾嘉(シルヴィア・チャン) 湯唯(タン・ウェイ)
ポリスアクションなど男気が強くハードボイルドな作品を数多く送り出した香港の杜琪峰(ジョニー・トー)監督が会社を舞台にした作品に初挑戦。入社したばかりの新人が、利益の争奪戦に巻き込まれるストーリーで、主演は周潤發(チョウ・ユンファ)、陳奕迅(イーソン・チャン)、張艾嘉(シルヴィア・チャン)、湯唯(タン・ウェイ)で、オールスターのキャスト陣。特に、香港の名作『過ぎゆく時の中で(原題:阿郎的故事)』(1989)以来、杜琪峰(ジョニー・トー)監督と周潤發(チョウ・ユンファ)、張艾嘉(シルヴィア・チャン)が25年ぶりに再びタッグを組んだことでも話題となっています。
【5位】捉妖記(Monster Hunt)
公開日:2015年7月16日
監督:許誠毅(ロマン・ヒュイ)
主演:井柏然(ジン・ボーラン) 白百何(フェイ・バイ)
『シュレック3』で知られる許誠毅(ロマン・ヒュイ)監督の最新作。脚本は、中国で有名な古代怪異譚小説集『聊斎志異』に収録された短編「宅妖」にヒントを得たもので、女性妖怪ハンターと自らの体に妖怪の赤ちゃんが宿る青年との心温まる物語が描かれています。実写とCGアニメを融合させ、コメディ、アクション、ファンタジーなどの要素を取り入れた新スタイルも話題となっています。主演に抜てきされたのは人気アイドル、井柏然(ジン・ボーラン)と「ラブコメの女王」=白百何(フェイ・バイ)。
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