米国が脅迫行為を継続すれば中国は必ず対抗措置を取る=王毅外交部長
03:32:41 2025-04-02
ロシアを公式訪問中の王毅外交部長は現地時間4月1日、ロシアのニュース専門局RT(旧称ロシア・トゥデイ)のグループインタビューを受け、中米貿易戦争について、「米国が一方的に圧力をかけ、さまざまな形で脅迫行為を継続するならば、中国は必ず断固として対抗措置を取るだろう」と中国の姿勢を示しました。
王部長は記者から中米貿易戦争が今後どうなるか、中国は米国原産の製品にさらに関税を課すかと質問された際、「アメリカ・ファースト」は米国式覇権のいじめになってはならず、自国の利益を他国の正当な権益の損害の上に築くべきではないと強調しました。
王部長はまた、「米はフェンタニルを口実に2度も中国へ追加関税を課したことは、とりわけ正当性に欠ける。フェンタニル乱用は、米国自身が解決しなければならない問題だ。麻薬禁止政策において、中国は現在世界で最も厳しく、最も徹底している国だ。人道主義の精神に基づき米国にさまざまな援助を提供している中国に対して、米国は理不尽に税金を課している」とし、「中国は強権や覇権をこれまで受け入れたことはなく、米国が一方的に圧力をかけ、さまざまな形で脅迫行為を継続するならば、中国は必ず断固として対抗措置を取るだろう」と強い姿勢を示しました。
王部長はさらに、「相互尊重は国と国が交流する基本的な原則であり、中米関係の重要な前提でもある」と述べ、米国が歴史の大勢を見極め、理性的な選択をすることを望むとの見解を示しました。(朱、榊原)
4月11日ニュース
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