【CRI時評】「緑恐謀独」は行き詰まる
中国人民解放軍東部戦区は1日、台湾島周辺で、陸軍、海軍、空軍、ロケット軍による合同演習を開始した。同日には、中国海警艦艇編隊が一つの中国原則に基づいて台湾島を取り囲む形での法執行管理を実施した。これは頼清徳当局の「緑恐謀独(緑色テロで独立を謀る)」を断固懲戒し、台湾海峡の平和と安定を力強く守り、国家の主権と領土の完全性を断固守るものだ。
頼清徳当局は先ごろ、SNS上で両岸統一を支持する言論を発表した大陸出身の配偶者数人を強制退去処分とし、多くの家庭を分散させ、人倫と人間性に背き、民主と人権を踏みにじった。島内の世論は、頼氏が政治上の私利を得るため「緑色テロ」と「緑色独裁」を大々的に推進するのはマッカーシズムを再現するようなもので、歴史に逆行し、台湾を戦争の瀬戸際に追い込むことになると非難した。
中国の「憲法」は、台湾は中華人民共和国の神聖な領土の一部であると明確に規定している。「反国家分裂法」は、国家は「台湾独立」分裂勢力がいかなる名義、いかなる方式で台湾を中国から分裂させることも決して許さないと規定している。「国防法」は、解放軍の使命・任務の一つは国家の主権、統一、領土の完全性を守ることであると規定している。頼清徳当局が先に挑発したことを受けて大陸が対抗措置を講じ懲戒することは、合情、合理、合法だ。
解放軍による今回の台湾島を取り囲む形での軍事演習が対象にしているのは「台湾独立」分裂活動であり、決して広範な台湾同胞ではない。解放軍は今回、軍事演習を通じて「台湾独立」分裂分子をおびえさせ、台湾海峡の平和・安定と台湾同胞の幸福を断固守った。
台湾は中国の一部であり、一つの国だったことはない。頼氏がどのように政治上の操作をしようと、この鉄の事実は変えられない。中国大陸による「台湾独立」分裂勢力への断固たる対抗措置は、国際社会に「中国の台湾問題を解決し国家統一を完成する意志は揺るがず、いかなる者、いかなる勢力が台湾を中国から分裂させることも決して許さない」という明確なシグナルを送るものでもある。(CRI論説員)
4月3日ニュース
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