フィジー議長 中国とは多分野での協力の一層の深化を期待
議員代表団を率いて中国を訪問したフィジー議会のキトコ議長は21日、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の単独インタビューに応じた際に、中国の「全過程にわたる人民民主」を賞賛し、両国がより多くの分野で協力を深めることを期待していると表明しました。
フィジーは、新中国(中華人民共和国)と国交を樹立した最初の太平洋の島国です。中国とフィジーは国交樹立以来50年の間、政治的な相互信頼や実務協力、人と文化の交流などの分野で大きな成果を上げ、大小の規模が異なる国が平等に接し、手を携えて共に前進する模範を打ち立てました。フィジー議員代表団は今回の訪中で北京、上海、陝西を巡って中国の民主と法治、農村振興、文化伝承などの分野での革新的模索を視察しました。
キトコ議長はインタビューの中で、今回の訪中は自分に多くの啓発と思考をもたらし、特に中国の「貧困撲滅」と「全過程にわたる人民民主」での模索と成果は、フィジーが参考にする価値があると繰り返し表明しました。キトコ議長は、「我々は両国の関係をさらに強化し、農業や漁業、インフラ、道路建設などで協力を深めたい。今後数カ月さらに数年をかけて協力についての議論をさらに進めたい。我々は一つの中国の原則を厳守し、中国が提起したイニシアチブを認め、中国がこれらの分野で指導的役割を発揮することを支持する。我々は中国が引き続き指導的役割を発揮し、フィジーだけでなく、地球の未来にも方向を示し、支援を提供することを期待する」と述べました。(まげつ、鈴木)
4月2日ニュース
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