中国政府はミャンマー政府の要請に応じて、国際救援隊をミャンマーに派遣しました。中国の救援隊は北京時間29日午前、中国国際航空のチャーター便で北京首都国際空港を出発して被災地に向かいました。

　ミャンマーでは北京時間28日午後2時20分（日本時間同日午後3時20分）ごろ、マグニチュード（M）7.9の地震が発生し、人命と財産の大きな損失が発生しました（M7.7とする観測もあり）。中国では中央の統一配置に基づき、中央政府・応急管理部が82人から成る救援隊を組織しました。救援隊は必要な装備と物資を携えて被災地に急行し、ミャンマー側の緊急救援活動に全力で協力します。中国の救援隊は主に北京市消防救助総隊や中国地震応急捜索救助センター、応急総病院の人員で構成されました。（まげつ、鈴木）