第15回北京国際映画祭が4月18日に開幕
第15回北京国際映画祭のプレス発表会が27日に行われ、国家電影局が指導し中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)と北京市人民政府が主催する第15回北京国際映画祭(BJIFF)が4月18日から26日まで開催されることが分かりました。
第15回北京国際映画祭のプレス発表会
第15回北京国際映画祭の公式ポスター
9日間にわたる今回の映画祭では、映画上映会の他、開幕式、メインコンペティション部門に当たる「天壇賞」の授賞式および閉幕式、「中国映画消費年」、BJIFFコアフォーラムシリーズ、「北京市場」、第32回大学生映画祭、映画フェスティバルなど一連のイベントが予定されています。
今回は初の試みとして、より多くの市民や映画ファン、観光客の参加が可能な「北京映画生活祭」が開催されます。
映画祭の目玉企画としては、国家電影局やCMGなどが共催する「中国映画消費年」シリーズイベントや、BJIFF組織委員会とCMG北京総局が共催する「香港映画上映会」、日本でも4月4日から一般公開される中国アニメ映画『ナタ 魔童の大暴れ(原題:哪吒之魔童閙海)』をテーマにした大型展示会、「映画周辺グッズ・フェア」などが挙げられます。
一方、今年の「天壇賞」審査委員会の委員長は中国を代表する監督・俳優の姜文(チアン・ウェン)が務め、審査員はハリウッドでも活躍した監督・俳優の陳冲(ジョアン・チェン)、『ハリー・ポッター』シリーズで知られる英監督のデビッド・イェーツ、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の『金陵十三釵』でデビューした中国人俳優の倪妮(ニー・ニー)、フィンランドの監督テーム・ニッキ、主賓国であるスイスの監督・俳優のバンサン・ペレーズ、中国香港の芸術監督の葉錦添(イップ・ガムティム)が務めます。
今回の「天壇賞」には中国映画『好好的(Better Me, Better You)』『如意飯店(Deep in the Mountains)』『大風殺(Trapped)』や日本映画『BAUS 映画から船出した映画館』など世界各国から15作品がノミネートされています。(ミン・イヒョウ、坂下)
3月31日ニュース
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