頼清徳氏の言動は台湾での「テロ政治」「緑色独裁」を画策するもの=国台弁
07:59:40 2025-03-26
国務院台湾事務弁公室の陳斌華報道官
中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の陳斌華報道官は26日の定例記者会見で、頼清德氏が民意に背いて打ち出した「17項目の戦略」について、反平和、反交流、反民主、反人間的で醜悪な本性をあらわにしたと指摘しました。また頼氏の発言と行動は、「反中・抗中」をあおり、両岸の交流と協力を阻害し、島内で「テロ政治と緑色独裁」を推進する意図があると強調しました。
陳報道官は、「1949年の新中国成立以来、われわれは台湾同胞と団結し、台湾海峡の情勢を緊張と対峙(たいじ)から緩和と改善へと導き、さらには平和発展の道を歩んできた」と述べた上で、「この成果は容易に得られたものではなく、非常に貴重なものだ。しかし、頼氏が大陸を『域外の敵対勢力』と位置付け、両岸関係を『敵対関係』とみなす発言は、台湾海峡の緊張情勢をさらに高めている」と指摘しました。
陳報道官はさらに、「海峡両岸の統一は歴史の必然であり、正しい道だ。『台湾独立』は歴史の逆流であり、行き止まりだ。台湾同胞の権益を損ない、両岸関係の発展を妨げ、台湾海峡の平和と安定を脅かす行為に対しては、断じて容認せず、断固として反撃し、厳しく処罰しなければならない」と強調しました。(HJ、榊原)
4月8日ニュース
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