中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）が主催する「春の中国：中国のチャンス 世界が共有」グローバル対話会が20日、ロシアのモスクワで開催されました。慎海雄CMG台長はビデオメッセージを送りました。ロシアの政界や学界、メディアの代表らが出席し、中ロの経済協力や科学技術イノベーション、人的・文化的交流、メディアの協力などについて話し合いました。

　慎台長はメッセージの中で、「3月に北京で年に一度の全国人民代表大会と中国人民政治協商会議が開催され、活気あふれる新時代の中国を世界に伝えた。習近平主席は安定した制度型の開放を拡大し、国際協力のスペースを継続的に切り開いていくことを強調した。中国の開放の『扉』はさらに大きく開いていく」と述べました。

　慎台長はまた、「CMGはメディアコンバージェンスとイノベーションで世界トップクラスの優位性を活かし、中国式現代化による発展のチャンスを世界の友人と共有したい。中国の経験や知恵を分かち合い、新時代の中国の新科学技術革新のチャンスを共有し、科学技術の発展を向上させ、人類に幸福をもたらしたい。中国と各国の文化交流や互いに学び合う機会を共有し、世界的な文明対話ネットワークを構築していきたい」と述べました。

　対話会では、参加したゲストらが科学技術の革新による中ロメディアの協力、世界的なブームを巻き起こした中国の春節期間中に上映された映画などの話題について討論しました。（藍、榊原）