上海呉淞口国際クルーズ港で1日4800人の外国人旅客入国記録を更新
07:29:14 2025-03-17
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 ドイツのロストックに本社を置くクルーズ船運航会社アイーダクルーズが保有する大型クルーズ船「アイーダ・ステラ」が16日、上海宝山国際クルーズターミナルに初めて寄港し、約2200人の外国人旅客を迎えました。また上海市内の呉淞口国際クルーズ港を母港として運航している米国の大手客船会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが保有する「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ号」も同日、2600人以上の外国人旅客を運びました。呉淞口国際クルーズ港から入国した1日当たりの外国人旅客は約4800人に上り、中国クルーズ船母港の1日当たりの外国人入国者数の最高記録を更新しました。

 中国のビザ政策がますます開放されたことに伴い、240時間トランジットビザ免除を含むビザ免除政策は外国人旅客をクルーズ船で中国に誘致する強力なエンジンとなっています。浦江国境検問所のデータによると、今回のクルーズ船2隻の外国人旅客のうち、28.2%が240時間トランジットビザ免除を申請し、60.9%がビザ免除政策の適用対象となりました。

 上海宝山は近年、中国クルーズ船経済の重要な発展地域として、中国クルーズ船観光のインバウンド消費の最初の拠点を構築し、観光客に「便利でより快適な」陸上レジャーや観光体験を提供しています。(非、榊原)

3月21日ニュース

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