【CRI時評】「台湾独立」分裂は最終的に破綻するだろう
「実務的な『台独(台湾独立)』工作者」を自称する中国台湾地区指導者の頼清徳氏が再び暴言を吐いた。
頼氏は13日、いわゆる「国安高層会議」を開き、会議後の演説で、海峡両岸が「互いに隷属しない」という分裂発言を再び鼓吹するとともに、「台湾は独立した主権を持つ民主国家だ」と妄言し、大陸の「5つの脅威」を誇張し、いわゆる「17項目の策略」を打ち出した。
「毒」性が極めて強く挑発的な頼氏の発言は、「九二共識(92年コンセンサス)」を全面的に否定しており、最も悪質なのは、中国大陸を「国外の敵対勢力」と定義していることだ。この発言は、両岸交流を徹底的に断ち切ろうとするものであり、反平和、反交流、反民主という邪悪な本質を体現し、台湾を戦争の瀬戸際に追い込んでいる。
頼氏が公然と「緑色恐怖(グリーンテロ)」をつくり出し、両岸交流の空間を圧殺し、台湾の言論の自由を抑制することは、台湾を前世紀の戒厳令下の状態に戻すことに等しい。いわゆる「17項目の策略」が定着すれば、台湾を「死の道」に導くことになる。
台湾は1つの国であったことはない。過去はそうではなかったし、今後も絶対にあり得ない。国連での台湾地区の唯一の呼称は「中国台湾省」だ。14日、中国大陸で『反分裂国家法』施行20周年座談会が開かれた。同法は次のように規定している。「国は『台湾独立』分裂勢力がいかなる名義、いかなる方式でも台湾を中国から分裂させることも決して許さない」「台湾問題を解決し、祖国統一を実現することは、中国の内部問題であり、いかなる外国勢力の干渉も受けない。」『反分裂国家法』は反分裂、反干渉闘争を展開するための十分な法的根拠となり、台湾海峡の平和と安定を守るための重要な保障となった。
台湾問題は最終的にどのように解決するかについて、中国大陸は早くから明確にしており、最大の誠意、最大の努力で平和的統一の将来を勝ち取りたいと考えているが、もし「台湾独立」分裂勢力が中国大陸を挑発的に責め立て、さらには一線を越えれば、断固とした措置を取らざるを得ない。中国は最終的に統一されるし、必ず統一される。これは逆転できない歴史の大勢だ。(CRI論説員)
3月21日ニュース
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