各国識者 中国経済の粘り強さやイノベーションの活力を評価
11:45:12 2025-03-07
各国の有識者が、北京で開催中の第14期全国人民代表大会第3回会議と中国人民政治協商会議第14期全国委員会第3回会議を注視し、中国の経済は発展の過程で強大な粘り強さを示しており、イノベーションの活力も出現しているとの見方をしています。
ポーランドのヤヌシュ・ピエホチンスキ元副首相は、「中国経済は2024年、予定目標だった5%のGDP成長率を達成した。これは、基数が非常に高かった状況において収めた非凡な成果だ。中国は世界トップの製造業大国であり、中国経済には高度な技術の要素が多くて発展のレベルが高く、協力の範囲は絶えず拡大している」と述べました。
英国の民間団体である48グループ・クラブのジャック・ペリー会長は、中国政府が2025年の経済成長率目標を5%前後に据え置いたことについて、「この目標は高すぎず、低すぎず、適切だったと思う。中国は高いレベルの開放と質の高い発展、新たな質の生産力を重視し、現在および未来の経済にとって極めて重要な分野に目を向けている。例えば人工知能や再生可能エネルギー、電気自動車などだ。中国はこれらの多くの分野で先頭に立っている」との見方を示しました。
イタリアの物理学者のラビーニ氏は、中国の科学技術革新計画について、「計画の期間は20年にも及んでいる。基礎科学は簡単に効果を出せるものではなく、資金投入にはリスクが存在する。すぐにリターンを得ることはないからだ」と高く評価しました。(ZHL、鈴木)
3月21日ニュース
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