中国国際貿易促進委員会の企業家代表団が訪独 大手自動車メーカーを視察
03:26:19 2025-02-28
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 中国国際貿易促進委員会は現地時間2426日、中国企業家代表団を率いてドイツを訪問しました。今回の経済貿易交流は自動車分野に重点が置かれ、代表団は滞在期間中、ベンツ、BMW、ダイムラーなどを訪れました。

 BMWグループのオリバー・ツィプセ会長は、「ちょうど良いタイミングでいらっしゃいました。中国はわが社にとって非常に重要で、今年はほぼ毎月中国に行かなければならない」と述べました。

 会談では、双方の企業代表がイノベーションの促進をめぐって議論しました。BMWグループのグレン・シュミット副会長は、「中国は巨大な市場であるだけでなく、自動車業界の革新の駆動力であり、私たちはよく中国市場を『発電所』『夢のジム』と呼んでいる。新しい技術に関して、中国は常により高いスタンダードを設けているので、中国で成功する必要があり、中国で成功すれば、世界での成功が確保される」と述べました。

 訪問期間中に中独経済貿易協力フォーラムも開催され、両国のビジネス協会や企業代表など200人近くが参加しました。参加者は自動車製造、交通輸送などの業界だけでなく、金融、科学技術業界の企業代表も含まれています。

 メルセデス・ベンツグループのオラ・ケレニウス会長は、「今後数年間で140億元(約2880億円)を新技術や新製品の開発に投資するとともに、中国での研究開発にも力を入れる投資計画がある。わが社にとって、中国は今、革新ネットワークの中で非常に強固な柱となっている」と述べました。(Mou、榊原)

3月21日ニュース

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