王毅外交部長 トルコ外相と会談
07:16:58 2025-02-21
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 王毅外交部長は現地時間20日、南アフリカの首都ヨハネスブルクで、トルコのフィダン外相と会談しました。

 王外交部長は、席上「中国側はトルコとの関係をとても重視しており、両国関係は中東外交の重要な位置付けにある。中国はトルコと意思疎通と協調を強化し、発展戦略のマッチングを深め、協力分野を拡大し、両国と地域諸国に利益をもたらしたいと考えている。トルコが少し前に、シリア在住の中国公民の安全な退避を支援してくれたことに感謝している。中国はトルコとテロ対策の協力も強化し、地域や世界の平和と安定を共に守っていきたい」と表明しました。 

 フィダン外相は、「中国はトルコにとって第2の貿易パートナーとなった。トルコは中国との経済、貿易、投資の規模を拡大し、再生可能エネルギー、情報技術、人工知能(AI)など新興分野の協力を拡大し、2国間、多国間レベルでテロ対策、法執行、安全保障などの協力を引き続き強化していきたい」と述べました。

 両国はさらに、地域の注目される問題についても意見を交わしました。トルコは、ウクライナ危機、パレスチナ問題における中国の公正な立場に称賛の意を表し、また中国とブラジルが共同提案した「六つの共通認識」を支持し、「二国間解決」案の堅持に賛同し、中国が地域諸国との連携を強化することを歓迎するとの見解を示しました。(殷、榊原)

3月21日ニュース

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