中国海事が初の「船舶電子証書」発行 上海でオンライン化を試行
11:26:00 2025-02-20
Share

 交通運輸部海事局の発表によれば、上海港籍と洋山港籍の船舶計59隻の証書189通が20日に試験的にオンライン化されました。初めて実施されたこの措置は、320日から全国範囲で実施されます。このことは、中国の海事機関が発行した船舶の電子証書の利用が全世界範囲で進められていくことを意味します。

 今回オンライン化された「船舶電子証書」には、中国籍船舶の燃料油による汚染損害の民事責任保険やその他の財務保証証書なども含まれます。「船舶電子証書」の普及は交通や物流のコスト削減や質と効率の向上をいっそう促し、ビジネス環境を改善し、海事関連のより高いレベルの監督管理とサービスの一体化を促進すると見られています。

 また、海事部門が今回発行した「船舶電子証書」は、海事分野におけるインターネットと政務の結合の革新的な取り組みを推進し、海事関連の政務サービスの効率を飛躍的に向上させます。海事部門は今年、より高いレベルの海事監督管理とサービスの一体化を全力で実施し、全国範囲で海事関連の電子証書を普及させ、より多くの港と海運企業に恩恵をもたらし、海運関連のビジネス環境の向上を継続していきます。(Lin、鈴木)

4月3日ニュース

00:00 /