外交部の報道官は17日、米国の招きに応じ、習近平国家主席の特別代表として韓正国家副主席が1月20日におこなわれるドナルド・トランプ次期米大統領の就任式に出席することを明らかにしました。

　同報道官は「中国は終始一貫して相互尊重、平和共存、協力ウィンウィンの原則に基づいて中米関係を見ており、発展させている。われわれは米新政権と対話や意思疎通を強化し、意見の相違を適切に管理・コントロールし、互恵協力を開拓し、中米関係の安定的で健全かつ持続可能な発展を共に推進し、新しい時期において中米が正しく付き合う道を歩んでいきたい」と表明しました。

　今回の2025年米大統領就任式は60回目の米大統領就任式であり、トランプ次期米大統領の2度目の就任式となります。現地時間1月20日に米首都ワシントンD.C.で開催される予定です。式典では、トランプ氏が米大統領に就任し、ジェームズ・デービッド・バンス氏が米副大統領に就任します。（ミン・イヒョウ、野谷）