アオミミキジを寧夏の賀蘭山で観測

2023-02-27 10:35:48  CRI

 国家2級保護動物のアオミミキジが、寧夏回族自治区の賀蘭山国家森林公園でエサを探し、戯れていた。寧夏の生態環境の改善に伴い、風景名勝区の山中でアオミミキジが群れで活動する様子を目にすることができるようになっている。またさまざまな野生動物が頻繁に撮影されている。中国新聞網が伝えた。


 アオミミキジは羽の色が鮮やかで美しく、成鳥の体長は約95センチメートル、高さは約55センチメートル、体重は2~4.5キロほど。オスもメスも体はねずみ色で、目の周りが鮮やかな赤色をしている。喉から後頭にかけての白い耳状羽が特徴的で、尾羽は24枚。中央の尾羽は特に長くピンと立ち、羽の縁は馬の尻尾のように垂れ下がっている。足は太く力強く、走るのが得意。ただ体が重く翼が短く尾羽が長いため飛ぶのは苦手だ。主に中国の四川省や青海省、甘粛省、寧夏などに分布している。(編集YF)

 「人民網日本語版」2023年2月24日