中国への入国者に対するPCR検査と集中隔離撤廃へ 上海

2023-01-10 15:04:38  CRI

米デトロイトから上海浦東国際空港に到着したデルタ航空DL283便(撮影・殷立勤)。

浦東国際空港第2ターミナルビルの国際線出発エリアに列に並んで入っていく旅客たち(撮影・殷立勤)。

浦東国際空港第2ターミナルビルの国際便到着エリアで、手続きに必要なスマホ操作を行う旅客(撮影・殷立勤)。

 上海浦東国際空港第2ターミナル国際線到着フロアには1月8日、海外から中国に到着した旅客が次々と出てきた。中国国務院共同対策メカニズム総合チームは2022年12月26日、「新型コロナウイルス感染症に対する『乙類乙管』実施に関する全体案」を発表した。

 同案によると、1月8日以降、入国者全員に対するPCR検査と隔離措置が撤廃されるだけでなく、国際旅客便における「一つの航空会社が一つの国につき、一路線で、一週間に一フライトに限る」という制限や座席数・運行本数の制限など各種制限措置を撤廃するなど、中国人と外国人に対する一連の出入国関連措置が最適化された。8日、浦東空港に到着した国際旅客便に関する制限措置が解除され、入国した旅客に対して、コロナ以前と同様の入国手続プロセスが再開された。浦東空港は、前日の1月7日から夜を徹し、これまで実施されていた入国する旅客のクローズドループによる移動のための防疫用フェンスを撤去。旅客の動線上に従来の標識や商業・飲食・公共交通などのサービス施設を徐々に戻していく計画だ。新華網が伝えた。「人民網日本語版」2023年1月9日