北京
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開花を迎えたジャスミン(撮影・黄汝徳)。
ジャスミン栽培基地(撮影・黄汝徳)。
ジャスミン産業園(撮影・黄汝徳)。
ジャスミンの開花シーズンとなる毎年4月から10月にかけて、広西壮(チワン)族自治区南寧市管轄下の横州市を訪れると、広大なジャスミン畑が果てしなく広がり、あたり一面にジャスミンの芳香が漂っている。人民網が伝えた。
横州市は昔から「中国のジャスミンの里」、「世界のジャスミンの都」として知られていた。この小都市では、小さなジャスミンの花が大産業を形成し、同市の市民にとっては「豊かさをもたらす花」となっている。
「世界の10本のジャスミンのうち、8本は中国のもので、そのうち6本は横州のもの」と言われているほどで、横州産ジャスミンの花とジャスミン茶の生産量は、国内の8割以上、全世界の6割以上を占めている。
横州のジャスミンの花の年生産量は10万2千トン、ジャスミン茶の年生産量は8万トンに達し、第12回全国ジャスミン花茶交易博覧会・第12回中国(横州)ジャスミン花文化フェスティバル・第3回世界ジャスミン大会を連続して開催しており、2021年横州ジャスミン(茶)総合ブランド価値は215億3千万元(約4400億円)に上り、自治区内で最も高い価値を備えた農産物ブランドとなっている。
横州市は、この数年、ジャスミンのグローバル流通センター、国家現代農業産業園、中国ジャスミン小鎮、ジャスミン・エクストリームガーデンを通じて、ジャスミン産業体系の発展を促し、農村振興のための強固な基盤を提供してきた。また、複数の著名企業の誘致に成功し、「ジャスミン+」フラワーティー、鉢植え、食品、観光、関連商品、飲食、医療、スポーツ、ヘルスケアという「1+9」産業群の形成を加速させ、世界ジャスミン産業センター現代産業体系の構築に全力で取り組んでいる。「人民網日本語版」2022年9月13日