5月11日　火曜日

　世界保健機関（WHO）は、中国のバイオ企業シノバック製の新型コロナウイルスワクチンを緊急使用リストに組み入れると発表しました。これは、リスト内の初の非西洋ワクチンとなり、中国の感染症予防・治療ワクチンが初めてWHOの緊急使用許可を取得したことになります。

　中国国内では、今月7日時点で3億800万回分のワクチン接種が行われています。CRI日本語部内でも、半分以上のスタッフがワクチン接種を受けています。

　さて、今週の番組のメニューです。

▼中国の第7次国勢調査結果発表

▼コロナ禍でも挑戦を続ける在日中国人の取材集、出版に込められた思い

北京スケッチ／軍事博物館前の庚申バラ　（5月11日 平文智撮影）

お便りありがとう

★宮崎県のD.Dさん

　新疆問題について、私は詳しい知識は全く無いのですが、小燕さんの指摘は充分あり得る事だと思いますね……アメリカの言う事は信頼できないと、アメリカが世界の信頼を失った出来事が２００３年に始まったイラク戦争だったと思います。イラク攻撃の論拠"イラクは大量破壊兵器を隠し持つ”が全くの嘘であったと分かり、以来世界の多くの人々がアメリカを信用しなくなりました。

★名古屋市のゲンさん

　2021年アート北京の後半のレポート、ただただ行きたかったなぁの結論です。コロナ禍が終息に向かっている中国では、海南島での20万人規模の集客で国際博覧会の準備が進められているとのこと。成功をお祈りしています。

　中国独自の国際宇宙ステーションが来年末には完成するというニュースで斎鵬さんが「では、もう一度地球に戻りましょう」と言って、リニア交通の建設の話題に入ったのは未来番組かと思ったほどです。宇宙が平和でありますように。

　奥田正彦さんの篆刻「草積花繁」はゆったりした春の喜びを感じました。私の知人の著書「武陵桃源への道」を思いだし、書棚から取り出してみました。実在する中国残留女性の生涯をモデルにした小説ですが、中国語でも翻訳出版されたそうです。私も一度は行ってみたいなぁという想いを掻き立てられる篆刻でした。

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