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駐EU中国大使「単独主義と保護貿易主義に共同で反対を」

2018-04-24 15:21:32     cri    

 欧州連合(EU)中国政府代表部の張明大使は23日、欧州議会で発言し、「目先の利益だけ考え、単独主義と保護貿易主義に対し妥協したり、譲歩したり、あるいは宥和的な態度を取ったりしていては、経済グローバル化の制度保障の破壊や、多国間貿易体制の威厳性と効力の弱体化、国際社会全体の根本的利益の損失につながることは間違いない」と強調しました。

 張大使はまた、「中国・EU経済貿易協力の本質は互恵共栄にある。EU統計局のデータによると、去年のEU対中国輸出の増加量は、全体の増加量の21%を占め、EU全体の輸出量の1.6%の伸びを牽引し、アメリカを含む他の国への輸出量を多く上回った」との分析を紹介しました。

 さらに、「現在、単独主義思想と保護貿易主義思想の台頭が明らかで、不確定要素に満ちた国際情勢において、中国・EU協力の安定性は大変貴重なものだ。中国とEUは世界貿易機関(WTO)の重要な加盟国であり、全面的戦略パートナーでもあるため、手を携えて、明確な態度で共に単独主義と保護貿易主義に反対し、規則に基づいた国際多国間貿易システムを擁護し、世界経済の持続的な成長の勢いを保つべきだ。これは中国とEUの共同責任であり、双方の共同アクションとなるべきだ」と述べました。(怡康、謙)

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