会員登録

商務部元副部長、「米の行動は自国と他国にも損失」

2018-04-23 14:19:33     cri    

 米国はこのほど、米国企業に対して、中国通信機器大手・中興通訊公司(ZTE)との部品などの販売を7年間禁止することを発表しました。これについて、商務部の魏建国元副部長は「米国の行動は自国にも他国にも損失を招くものだ」と指摘しました。

 魏元副部長は「全体的に見て今回の事件は、米国の中国に対する貿易戦のグレードアップ版だ。初期段階では貿易を対象にしていたが、次第にITやハイテク産業へとエスカレートしていった。この流れを考えると、この事件は決して単一的、偶発的なものではないと言えるだろう。米国の本音は、ZTEへの攻撃を通じて、貿易戦で中国の自主開発力を徹底的に壊滅することだ」と強調しました。

 その上で「トランプ政権は典型的な一方主義で、中国の多角主義、貿易投資の保護主義をもってグローバル化を挑発している。これは日本、韓国、シンガポール、マレーシア、台湾など、世界のIT、通信、半導体、チップを含めた産業に壊滅的な打撃を与えるに違いない」と述べ、トランプ政権が予想しなかった結果になると示しました。さらに「中国は自力で更生し、核心技術を開発して、必要とする半導体問題を解決しなくてはならない。二度と米国またはその他の国に頼ってはならない。現在、中国の最大輸入品は半導体で、その年間輸入額は約2700億ドルに達し、そのうち米国からの輸入額は約1000億ドルに達している」と述べました。(朱 星)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS