第13期全国人民代表大会第1回会議は18日午前、人民大会堂で6回目の全体会議を行い、習近平国家主席の指名に基づき、投票決議を経て、李克強氏を中国国務院首相に選出しました。習主席は第1号主席令に署名し、大会の決定に基づいて、李克強氏を国務院首相に任命しました。

　習近平氏、李克強氏、栗戦書氏、汪洋氏、王滬寧氏、趙楽際氏、韓正氏、王岐山氏などが会議に出席しました。

　会議には代表2980人のうち、2966人が出席、14人が欠席し、法定人数に達しました。

　会議の議事内容は、習近平国家主席の指名に基づき、国務院首相の人選の決定、習近平中央軍事委員会主席の指名に基づき、中央軍事委員会副主席と委員の人選の決定、国家監察委員会主任の選出、最高人民法院院長の選出、最高人民検察院検察長の選出、第13期全人代常務委員会委員の選出です。

　会議では、習近平氏が国務院首相の人選における指名に関する文書、中央軍事委員会副主席と委員の人選における指名に関する文書を読み上げました。

　午前9時15分、投票総監督、投票監督が電子投票箱と電子選挙システムを確認した後、票が配られました。

　票への記入、投票、開票を経て、午前10時44分、担当者が投票の表決と選挙結果を公表しました。結果は、以下の通りです。

　・李克強氏を国務院首相に任命

　・許其亮氏と張又侠氏を中央軍事委員会副主席に任命

　・魏鳳和氏、李作成氏、苗華氏、張昇民氏を中央軍事委員会委員に任命

　・楊暁渡氏を国家監察委員会主任に選出

　・周強氏を最高人民法院院長に選出

　・張軍氏を最高人民検察院検察長に選出

　その他、159名の候補者が第13期全国人民代表大会常務委員会委員に選出されました。（RYU、星）