中国気象局が11日に発表した『大気環境気象報告2017』は、「2017年、全国に及ぶ広範囲のスモッグが6回、砂嵐が1回発生し、例年より少ない結果となった。年間全国平均スモッグ日数は27.5日、前年より10.5日、2013年より19.4日減少した」と明らかにしました。中央気象台のシニアエンジニア張恒徳氏は「暖房供給季節の気象条件が汚染物の拡散に有利に働いたほか、排出削減措置の効果によるものである」と分析しました。
2000年入ってから、中国の大気環境は悪化した一方、後半は回復の勢いを見せています。全国範囲に及ぶスモッグの発生日数は2013年がピークで15回に達し、その後は年々減少しています。中でも、2017年の減少幅が最も大きいということです。(殷、星)
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